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【靖国参拝】★米英中ロは、何を恐れているのか?

       ロシア政治経済ジャーナル No.1009

                         2014/1/10

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全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


いったい、中国、アメリカ、イギリス、ロシアはなぜ靖国参拝に反対なのでしょうか?

彼らは何を恐れているのでしょうか?



読者のCTさまから、メールをいただきました。


一部抜粋させていただきます。


慰安婦にしても、靖国神社にしても問題は過去のことですよね。

戦争は70年も前のことです。

世界中に靖国神社と同じ考えの施設はありますし、安部首相も世界の常識的なことをしたにすぎません。

それに対して、中国の脅威は現在進行中の問題です。

チベットなどの侵略や法輪功の方々への背筋も凍るような虐待などは、アメリカ含む世界にとってどう受け取られているのでしょうか?


日本は敗戦後、極めてアメリカにとっても、他の国々にとっても優等生だったではないでしょうか?

中国の今のワガママ放題ぶりは、日本から見てるととても真似できないある意味羨ましいくらいです。

私がもしアメリカの大統領だったら、昔の軍国主義がどうしたなどという問題より、たった今脅威となっている恐ろしい国を敵国とみなすと思うのです。


そう思うのは私が日本人だから身内びいきをしてるに過ぎないのかなあ…

アメリカや世界にとって、戦勝国、敗戦国ってそんなに大事なものなんでしょうか?

あの恐ろしい中国と手を組みかねないくらい?


どうして、日本の戦争観が変わるのを嫌がるんでしょうか?

そうなったら色々不都合があるのはわかりますが、実害まではないでしょう?

でも中国の問題は今生きている人々に害が及ぶでしょう?

普通実利をとって対処するものだと思うのですが…


現実に世界のメディアは批判的な報道が沢山出てますよね。

悔しい…そして不可解です。

もしよければ、その点をふまえてひとつメルマガを配信していただけたらなあ…

と思いました。>




どうでしょうか?


たぶん、大部分の日本人の考えと一致していると思います。


ここに、日本人と戦勝国(アメリカ、イギリス、ソ連、中国)の大きなギャップがあるのですね。


ここが理解できないと、中国の思惑通り戦勝国は再結集し、反日統一戦線が築かれ、


日本は再び大敗することでしょう。



▼非民主主義的組織「国連


全然関係ないような話からはじめます。


世界にはいろいろな国際組織がある。


その中で最大のものは「国際連合」です。


190以上の国々が加盟している。


「世界政府」とまでは行きませんが、それに近い構造になっている。


さて、国連には、もっとも重要な二つの機関があります。



1、総会

全加盟国が参加します。

多数決で決議を出します。

しかし、もっとも重要なこと。


「総会の決議には拘束力がない」のです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ウィキから。


<総会の決議は加盟国または安全保障理事会に対する勧告をすることができるにとどまり、法的拘束力を持たない。>



じゃあ、世界の問題はどうやって解決されるんだ?


それが、もう一つの最重要機関。



2、安全保障理事会

15か国の理事国から構成されます。

そのうち10か国は「非常任理事国」。

総会で、2年の任期で選ばれます。


残り5か国は「常任理事国」。

アメリカ、イギリス、フランス、中国、ロシア。


この5か国は、強大な権利を有しています。

それが【拒否権】。


常任理事国のうち一か国でも反対であれば、世界は動かないのです。


記憶に新しいのは、「シリア問題」ですね。


中国とロシアは、一貫してシリア攻撃に反対で、拒否権を乱発した。


それで、アメリカ、イギリス、フランスは、シリア攻撃をはじめることができませんでした。


これって普段考えませんが、ものすごい権利ではないですか?


もう一度考えてみましょう。


世界のほとんどの国が加盟している国連。(190か国以上)


全加盟国が集まる総会。


しかし、総会の決議には、なんの法的拘束力もない。


法的拘束力をもつのは、「国連安保理」のみ。


15か国ある国連安保理理事国のうち10か国は、非常任理事国で、任期があり、拒否権がない。


5か国は【常任理事国】で【拒否権】がある。


どうですか?


もっとわかりやすく、これを日本にあてはめてみましょう。


まず議会の決定に法的拘束力がない。


法的拘束力があるのは、15人の議員で構成される○○理事会の決定のみ。


15人のうち5人は、「永久に理事である」権利をもっている。


さらに彼らは「拒否権」をもっているため、全日本があることをのぞんでも、一人ですべてを覆すことができる。


どうですか、これ?↑


国連は、いかに【非民主主義的】組織かというのです。


おかしくないですか?


ところで、拒否権をもつ常任理事国アメリカ、イギリス、フランス、中国、ロシア(以前はソ連)。


彼らは、なんでそんな強大な権利を手に入れることに成功したのでしょうか?


そう、この5か国は、「第2次大戦時、日本、ドイツを中心とする枢軸国との戦いを主導した」から。


それはわかりますが、その戦争で得た「特権」を、70年も享受しつづけるのはどうなんでしょうか?


どう見てもおかしいですね?


今も昔もそうですが、ある国で独裁者が誕生すると、いろいろな「神話」を考えて、自分を神格化していきます。


その時絶対に必要になるのが、「完全悪」の敵。


私が絶対権力をもつ権利があるのは、「あの極悪勢力に勝利したからだ!」と。


そうやって彼らは、「自分が絶対権力を得る正統性」をつくりあげていくわけです。


で、今の「世界秩序」を維持するのに絶対必要なのが、「巨悪」の存在。


彼らにとっての「巨悪」とは、もちろん、ドイツと日本です。



▼第2次大戦の「神話」と「実態」


歴史には、「事実」と「解釈」があります。


「事実」とは、たとえば、1941年に日本とアメリカの戦争がはじまったなど。


「解釈」はなんでしょうか?


たとえば、アメリカは、「ずるがしこいジャップが真珠湾を奇襲しやがった!」という。


これが解釈。


人間誰でも、思想やイデオロギーをもっています。


それで歴史を、「事実」を羅列するだけではなく、思想やイデオロギーを通してみる。


これを「史観」といいます。


たとえば、共産主義の「史観」だと、「人類歴史は、階級闘争の歴史である」。


フランシスフクヤマさんの「史観」だと、「人類歴史は、全世界がリベラル民主主義になっていくプロセス」である。



「史観」というのは、「事実」とか「真実」とは違います。


ただの「解釈」ですから、いろいろな見方ができるわけです。



で、第2次世界大戦。


これに関する「史観」は戦勝国(主にアメリカ、イギリス、ソ連、中国)が決めた。


その主な内容は、


1、戦勝国(米英中ソ)は、絶対善である

2、日本とドイツは、絶対悪である



この二つが「大前提」。


でも、これって正しいの?



▼アメリカのインチキ


実をいうと、この


1、戦勝国(米英中ソ)は絶対善である

2、日本とドイツは絶対悪である



結構無理があるのです。


例をあげましょう。


まず、アメリカ。


この国は、「日本はアメリカを先制攻撃した極悪国家」としている。



確かに「先制攻撃した」のは「事実」です。


でも、「実はアメリカがそれを望んでいた」としたら????


「トンデモトンデモ~~~!!!」


そんな声が聞こえてきます。


では、証拠をお見せしましょう。


プーチン最後の聖戦」(詳細は→http://tinyurl.com/8y5mya3 )


から転載。


【転載ここから▼】


ルーズベルトの前のフーバー大統領(任期:1929~1933)が、衝撃の証言をしています。
 
2011年12月7日の産経新聞を見てみましょう。



真珠湾攻撃70年 「ルーズベルトは狂気の男」フーバー元大統領が批判

【ワシントン=佐々木類】ハーバート・フーバー第31代米大統領(1874~1964年)が、日本軍が1941年12月8日、米ハワイの真珠湾を攻撃した際の大統領だったフランクリン・ルーズベルト(第32代、1882~1945年)について、「対ドイツ参戦の口実として、日本を対米戦争に追い込む陰謀を図った『狂気の男』」と批判していたことが分かった。>
産経新聞12月7日)



え? 

あのルーズベルトが狂気の男? 

いったいどういうことなのでしょうか?



<米歴史家のジョージ・ナッシュ氏が、これまで非公開だったフーバーのメモなどを基に著した「FREEDOM BETRAYED(裏切られた自由)」で明らかにした。
 
真珠湾攻撃に関しては、ルーズベルトが対独戦に参戦する口実を作るため、攻撃を事前に察知しながら放置。

ドイツと同盟国だった日本を対米戦に引きずり込もうとした-などとする“陰謀説”が日米の研究者の間で浮かんでは消えてきたが、米大統領経験者が“陰謀説”に言及していたことが判明したのは初めて。>(同前)



これまでも「ルーズベルトは、真珠湾攻撃を事前に知っていた」(つまり、奇襲ではない)、「日本を対米戦に引きずり込もうとした」(つまり、好戦的な日本が、平和的なアメリカを攻めたわけではない)という陰謀論はあったと。
 
しかし、アメリカの大統領が、このことを断言しているとすれば、重みが全然違ってきますね。

「おまえ陰謀論者だろう?!」といわれたら、「いや、フーバー大統領がいってるんだよ」と反論できます。



<ナッシュ氏の著書によると、フーバーは第33代大統領のトルーマンの指示で戦後の日本などを視察。46年に訪日し、東京で連合国軍総司令部GHQ)のマッカーサー元帥と会談した。
 
その際、フーバーはマッカーサーに対し、日本との戦争は「対独戦に参戦する口実を欲しがっていた『狂気の男』の願望だった」と指摘。

在米日本資産の凍結など41年7月の経済制裁は「対独戦に参戦するため、日本を破滅的な戦争に引きずり込もうとしたものだ」と語ったという。>(同前)


要するに、「日本は、ずる賢いルーズベルトに、先制攻撃するよう誘導されちゃった」と。
 
なぜかというと、「アメリカがドイツと戦争したかったからだ」と。

なぜちゃっちゃと参戦できなかったかというと、ルーズベルトは「参戦しないこと」を選挙公約にしていたから。
 
なぜ、「日本ではなく、ドイツを嵌めなかったのか?」というと、ヒトラーは同じようにずる賢くて、アメリカの挑発に乗らなかったのです。>

【転載ここまで▲】



どうですか、これ?


アメリカは、「知っていた」だけじゃなく、日本を「誘導した」のです。


悪いのは、日本?


それともアメリカ?


少なくともフーバー元大統領は、「アメリカ(特にルーズベルト)の方が日本より悪い」と考えていた。



もう一つ。


日本は、従軍慰安婦とか、南京大虐殺とか、いろいろ批判されています。


しかし、人類史上空前絶後の「大虐殺」を行ったのは誰?


そうアメリカです。


広島、長崎に原爆を投下し、数十万人の日本人を大虐殺した。


そんなアメリカに、「日本は絶対悪だ!」なんていわれる筋合いはないのです。



▼イギリスの欺瞞


次、イギリス。


日本はなんやかんやと批判されています。


その最大の理由は、「日本が植民地をつくったから」でしょう?


そう、植民地をつくることは、「悪いこと」。


今、全世界の人がそう考えています。


では、問います。


「世界で一番悪い国はどこ???」


そう、「イギリス」です。


イギリスの植民地だった国。

キプロス
・マルタ
・インド
シンガポール
スリランカ
パキスタン
バングラディッシュ
ブルネイ
・マレーシア
モルディブ
アンティグア・バーブーダ
・アメリカ
・カナダ
グレナダ
・ジャマイカ
・セントクリストファー・ネイビス
セントビンセント・グレナディーン
・セントルシア
・ドミニカ
トリニダード・トバゴ
バハマ
・バルバドス
ベリーズ
ガイアナ

あ~、もう疲れた!

もっと詳しく知りたい方は、こちらをごらんください。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E9%80%A3%E9%82%A6


とにかくイギリスは、全世界に植民地があった。


それで、「日が沈まない国」だったのです。


でも彼らは偉そうに、「日本は絶対悪だ!」という。


日本が植民地をつくったから「悪だ!」というのなら、イギリスこそが、「世界最悪の国」ということになるでしょう?


違いますか?



▼侵略国家ソ連


さて、日本のいわゆる戦犯。


悪の日本の中でも、特に「極悪」といわれています。


しかし、戦勝国(絶対善?)ソ連の指導者はどうなんですか?


スターリンは、多くの歴史家が「ヒトラーと並ぶ極悪独裁者」と考えています。


たとえば戦争前の1937年、スターリンは自国民の大粛清を行いました。

ウィキから。



ソビエト連邦共産党内における幹部政治家の粛清に留まらず、一般党員や民衆にまで及んだ大規模な政治的抑圧として悪名高い出来事である。ロシア連邦国立文書館にある統計資料によれば、最盛期であった1937年から1938年までに、134万4923人が即決裁判で有罪に処され、半数強の68万1692人が死刑判決を受け、63万4820人が強制収容所や刑務所へ送られた[6]。

ただしこの人数は反革命罪で裁かれた者に限る。

ソ連共産党は最も大きな打撃を受け、旧指導層は完膚なきまでに絶滅された。>



ちなみに私が昔お世話になったカルムイキヤ。


カルムイキヤ人は、カスピ海の西上あたりに住んでいます。


スターリンは1943年、


なんとカルムイキヤ人全員を、「シベリア送り」にしました。


彼らは、シベリアで強制労働に従事し、スターリンが死んで故郷への帰還が許されるまでに、


「民族の半分が死んだ」といいます。


私がカルムイキヤであったあるおばあさんは、「シベリアで日本の兵隊さんたちと仲良くしていた」といい涙しました。


そういえば佐藤優さんが、「地球を斬る」でこんなことを書いておられました。



<ロシアの対応は理不尽だ。

第二次世界大戦末期の1945年8月9日、ソ連は当時有効だった日ソ中立条約を侵犯して、日本に戦争をしかけた。

それだけでなく、ソ連は60万人以上の日本軍人、軍属、民間人をソ連領に連行し、極寒のシベリア、灼熱(しゃくねつ)の中央アジアなどで強制労働につかせた。

その結果、6万人以上のわが同胞が、ソ連の地で生涯を終えた。

また、ソ連は、日本が国際条約に基づいて正当に取得した南樺太、千島列島(ウルップ島からシュムシュ島までの18島)、さらに帝政時代を含め一度もロシア・ソ連領になったことがない歯舞群島色丹島国後島択捉島を力によって奪取した。

現在のロシア連邦は、ソ連の継承国なので、ソ連の権利義務をすべて引き継ぐ。

あの戦争で、ソ連との関係においては、日本は「侵略された側」なのである。>



日ソ関係については、「侵略国家=ソ連」だそうです。


いずれにしても、スターリンソ連が絶対善で、日本は絶対悪という史観は、かなり無理があるでしょう。




▼中国は善か?


戦勝国の中で、唯一日本に「あれこれいう権利」がありそうなのは中国です。


確かに日本は中国に進出していた。


(しかし、当時の中国は、列強による「分割統治状態」で日本だけ非難するのは理不尽。)


だからといって、中国が「絶対善」とは到底いえません。


毛沢東の「大躍進」政策について、ウィキから。



<1958年に大躍進政策を発動。

大量の鉄増産のため、農村での人海戦術に頼る「土法高炉」と呼ばれる原始的な製造法による小規模分散生産を採用し、量のみを重視し質は全く度外視したため、使い物にならない鉄くずが大量に生産された。

農村では「人民公社」が組織されたが、かえって農民の生産意欲を奪い、無謀な生産目標に対して実際よりも水増しされた報告書が中央に回るだけの結果になった。

こういったことから大躍進政策は失敗し、発動されてから数年で

2000万人から5000万人以上の餓死者を出した。>
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



2000~5000万人の餓死者!

もう一つ有名な、文化大革命は?

同じくウィキから。



文化大革命では紅衛兵による大量の殺戮が行われ、その範囲は劉少奇(1968年に失脚)ら中央指導部、教師ら「知識人」、中国国民党と少しでも関わりのあった者まで及んだ。

彼らの家族までも紅衛兵によって徹底的に迫害された。

また、紅衛兵運動は文化財を破壊するなどの極端な「左」傾偏向主義運動に発展した。

文化大革命による犠牲者の合計数は数百万から数千万とも
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~^^^^^

言われている。>



さらに、チベットはどうでしょうか?

同じくウィキから。



<酒井信彦は、ガンデンポタンチベット亡命政府)や西側諸国政府[要出典]による調査の結果、チベット動乱前後の中国によるチベット侵攻および併合政策の過程で、チベット全域で120万人にのぼる犠牲者が出た[2]としている。>



120万人の犠牲者。



▼安倍さんが「歴史修正主義者」である恐怖


さて、ここまでで「戦勝国(米英中ソ)は絶対善」「日本は絶対悪」という史観が、どれだけバカバカしいか、ご理解いただけたことでしょう。


しかし、米英中ソは、そういう史観をつくりあげ、全世界にひろめた。


これを、安倍総理は、「修正したい」ように見える。


いえ、安倍総理は、心の中で、完全な修正主義者だと思います。


たとえば、総理の



「侵略の定義はさだまっていない」発言。


東京裁判は勝者の断罪」発言。



これは、総理が戦勝国からおしつけられた「自虐史観」にそまっていないことを示しています。


ところで、想像される総理の「史観」とはなんでしょうか?


いままでの史観は、


「日本は絶対悪、米英中ソは絶対善」です。


これを修正するということは、



「日本は相対善、米英中ソは相対悪」。



あるいは、



「日本は絶対善、米英中ソは絶対悪」



にすることを意味します。


さて、CTさんはいいます。



<どうして、日本の戦争観が変わるのを嫌がるんでしょうか?

そうなったら色々不都合があるのはわかりますが、実害まではないでしょう?>



これ、実害があるんですね。


今の世界秩序は、「米英中ソは絶対善、日本・ドイツ絶対悪」という「神話」に基づいてきずかれた。


その神話によって、米英仏中ソは、世界の支配権(つまり安保理常任理事国という地位)を維持している。


しかし、その神話が「大嘘」であることがひろがればどうなります?



「米英仏中ロは、なんで勝手に世界を支配しているんだ?

なんで国連は非民主的組織なんだ?

彼らから特権を取り上げろ!」


となるでしょう?


これは、「実害」ですか?


彼らにとって「巨大な実害」といえるでしょう。



▼史観論争で日本は勝てない


さて、もし日本が、「2次大戦の史観は理不尽だ!」と声をあげたらどうでしょうか?


残念ながら、勝ち目は1%もありません。


なぜでしょうか?


戦勝国がもつ情報ピラミッド、


・米英情報ピラミッド

・欧州情報ピラミッド

中共情報ピラミッド

クレムリン情報ピラミッド


普段は対立しているこれらが一つになり、徹底的に日本バッシングを開始するからです。


第2次大戦で日本が勝てなかったのは、アメリカ、イギリス、中国、ソ連を同時に敵にまわしたからでした。


同じことを繰り返し、またもや負けるのは、馬鹿げています。



(*ちなみに同じあやまちを繰り返した国があります。

ドイツ。

第1次大戦で負けたドイツは、その後の国際秩序ヴェルサイユ体制に不満でした。

ヒトラーは、「ヴェルサイユ体制をぶち壊す!」と宣言し、人気をえます。

そして、ドイツは、戦争にひた走り、またもや大敗をきっしました。

日本は、ドイツの失敗から学ぶべきです。)



では、どうすればいいのでしょうか。


一つは、「脱自虐史観」を国内でひろめていくこと。


皆さんも、RPEを読めば「自虐史観て馬鹿らしい」と思うでしょう?


国内にこっそり、ひろめていくのはよいのです。



対外的にはどうするのか?


CTさんが書かれています。


慰安婦にしても、靖国神社にしても問題は過去のことですよね。
戦争は70年も前のことです。>


これです。


2度の世界大戦で敗れたドイツは、「今ある世界秩序の中でパワーをましていく」方法に転じました。


そして、争わずして、実質欧州の支配的地位を手にするようになったのです。


日本も、70年も前のことを、あ~だこ~だいうのはやめましょう。



「おじいさん、罪を着せられてくやしいでしょう。あやまった歴史観を俺が覆してみせます!」

というのは、少なくとも現時点では不可能な願い。



そうではなく、

「おじいさん、負けてくやしかったでしょう?

私たちは、おじいさんが守ってくれた日本を必ず守りぬきます。

次の戦争は起こしません。

やむをえず戦争になった場合、賢くあって今度は必ず勝ちます!」



そういって進んでいくのです。




平時ならともかく、今はもっと大事なことがあるでしょう?


それは、現実的脅威である中国にきっちり対応することです。


米英ロを敵にしたら、尖閣は確実に奪われます。


日本には、「歴史論争」で米英ロを敵にまわす余裕も時間もないのです。


(*慰安婦問題、南京大虐殺問題は、NGONPOに大金をわたして、やってもらったらいいでしょう。

数億円レベルでも、こっそり支援すれば全然変わると思います。)